国際交流

英語教育

大学入試改革と次世代を見すえ、
さまざまな角度から英語を体得する。

今年度から始まる大学入試改革において求められる「聞く」「読む」「話す(やりとり)」「話す(発表)」「書く」という力の育成はもちろん、実際のコミュニケーションにおいて活用できる英語力を修得するため、伝統の海外留学や英検対策、そして異文化体験プログラムなど、中等部では、さまざまな英語の学びを行なっています。 めざすのは社会で活躍する“地球人”の育成です。

2021年大学入試対策

 2021年度大学入試より導入される「大学入学共通テスト」で実施される「英語:リスニング」の配点比重が大きくなったり、一部の大学での英語資格・検定試験の成績等の提出を必須化など、来るグローバル化へ向け各大学の準備が始まっています。
 志学館ではその対策として、『英検』を本校を準会場として全員が受験しています。放課後講習でも4技能対策講座を設け、多くの生徒が受講して実力を伸ばしています。
 さらには、高2生は毎週1回、ALT(Assistant LanguageTeacher=外国語専任教員)による『コミュニケーション授業』を実施、リスニングとスピーキングを中心に、実際の生きた英語に触れ、体験することで「聞く」「話す」能力をボトムアップしていきます。

留学体験

「他者理解と自己表現+学力」を備えた、豊かな英語力を身につける

イングリッシュ・スプリング・キャンプ(E.S.C.)【中等部のみ】

英語に接し、文化を体験。2泊3日の留学疑似体験

毎年、春休みに全学年の希望者を対象に実施している『イングリッシュ・スプリング・キャンプ(E.S.C)』は国内にいながら生きた英語に接し、イギリスの文化が体験できる“留学疑似体験プログラム”です。場所は福島県のBritishHills。2泊3日の行程で行われます。まるで映画に出てくる魔法学校のような建物ばかりの敷地内に一歩踏み込めば、そこは英語を母国語とする“リトル・ブリティッシュ”。最初に行うチェックインの時では英語で話すことはもちろん、自分の家の住所も“English”で記入します。授業では、ホームステイ先で必要となる英会話といった基礎的なものから、仲間と協力しながら学びを進めるアクティブ・ラーニングが行われ、さらには英国生まれのスポーツや英国料理のクッキング、カリグラフィーなどにも挑戦することができる多彩な内容で、生徒たちの“英語脳”を刺激します。また、食事の際には英国式のテーブルマナーも学びます(食事ももちろん英国風です)。プログラムの大きな狙いは、英語に慣れ親しむこと…なのですが、生徒にとっての3日間は“されど、3日間”のようで、最終日ともなると英語の聞き取りもずいぶんとスムーズになるなど、生徒の柔軟性と適応力に驚かされる取り組みともなっています。

ニュージーランド短期留学

本校の取り組みとして30年以上の実績を持ち(当初の留学先はカナダ。ニュージーランドは平成18年度から)、帰国後の生徒に大きな変化と自信を提供してくれるのが夏休みを利用して実施されている『ニュージーランド短期留学』(1・2年生対象)です。期間は24日間。 英語圏では一番安全で、良好なホストファミリーが多いといわれているニュージーランドの南島・テムカの町に“一人一家庭”でホームステイ。そこから現地の中高一貫校オピヒ・カレッジで国語(英語)や数学、科学、スポーツ、家庭科などの授業に参加するほか、校外活動や遠足などのイベントも組まれています。「1カ月弱の間に、生徒は驚くほどの変化を見せてくれます。 もとより、生徒が得る自信と英語への意欲の高まりに、私たちも大きな手応えを感じています」(英語科の村田健一先生)

  • 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止

セブ島(フィリピン)語学研修【高等部のみ】

「世界で活躍する人材の育成」の一貫として実施をはじめたのが『セブ島語学研修(TOEICオリジナルコース)』(1・2年生対象)です。1日6~8時間、1週間で50時間、ほとんどの時間をマンツーマンで英語力を高めます。研修先であるSMEAGフィリピン教育センターは現地語学学校の中で最大規模の語学学校で、日本人スタッフも常駐するなど体制も万全。帰国後、TOEICのスコアを大幅に伸ばす生徒も多く相当の成果を上げて帰ってくる生徒がほとんどです。大学生にも高い人気を誇るなど実績も十分。韓国、台湾、中国など、さまざまな国の学生と文化的交流を図ることできます。費用も安価。生徒の語学力アップを演出します。

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