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硬式野球部

【野球部】⚾選手権千葉大会 4回戦⚾

投稿日2026/7/19

全国の高校野球を愛する皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
試合を追うごとに選手たちの肌は逞しさを表すように色を濃くし、くぐり抜けてきた厳しい修羅場の数だけ、静かで揺るぎない自信を宿すようになってきました。我々の夏もまた、ここでひとつ新しいページをめくることになります。

高校野球選手権千葉大会は早くも4回戦を迎え、我々、志学館硬式野球部は、長生の森公園野球場にて我孫子東高校さんと対戦いたしました。

潮の香りが漂う前戦のマリンスタジアムとは対照的に、ここ長生の森公園野球場は、海からも都市の喧騒からも遠く離れた場所にあります。深い森の中を進んでいくと突如としてその姿を現す様は、まるでおとぎ話に出てくるお城のようです。もちろん、グラウンドに眠れる森の美女が現れることはありませんが、我々としては勝利の女神にぜひとも出現してほしいところです。

この試合、志学館は先攻で始まりました。先頭の多田君が早々に出塁するものの、相手投手の最速139キロのストレートに押し込まれ、得点にはいたりません…。

先発のマウンドに上がったのは安川君です。彼の最大の武器は、ダイナミックな二段モーションから放たれる勢いのあるストレートと、どれほど大きな舞台でも決して物怖じしない、その清々しいまでの投げっぷりの良さにあります。まるで長生の森を開拓するかのような、力強い投球で相手打線を完璧に封じ込めました。

 


一発勝負のトーナメントにおいて、先制点というのは常に特別な意味を持ちます。それは暗闇を照らす最初のマッチの火のようなものです。 2回の攻撃。ヒットとフォアボールでランナーを溜めると、金澤君のバットから鮮やかなタイムリーが生まれ、待望の先制点を奪い取ります🎊
その一本のマッチの火が燃え広がるように好調な打線が爆発し、次々と得点を重ねていくことになります🙌

 

1年生で唯一選手登録されている紺野君が、待望の初ヒットを放ちました。ライトの頭上を越えていくその大飛球は、夏の青空に美しい軌道を描くスリーベースヒットとなりました。↓

そして、チームの心臓部とも言えるキャッチャーで主将の村松君がタイムリーヒットを放ち、チームはさらに大きな波に乗ることになります。↓

先制打を放った金澤君は、2本のタイムリーを含む3安打猛打賞という、目覚ましい活躍を見せました。ショートの守備でも抜群の安定感を誇り、攻守両面でチームを力強く牽引してくれました。

 

 

投手陣の働きも素晴らしいものでした。先発の安川君は5回を投げ、許したヒットはわずかに1本という完璧な無失点ピッチングを披露します。その後を継いだリリーフの花田君も、同じくスコアボードにゼロを刻みました。

 

そして最終回、マウンドを託されたのはエースナンバーを背負った立石君です。彼はいつも通り、危なげない投球で3人の打者をきっちりと抑え込み、試合を締めくくりました👏

試合は9-0で勝利となりました㊗️

この日も美しい光景を目にすることができました。
私たち志学館のスタンドには、大勢の野球部員、吹奏楽部、チアリーディング部によって構成された、巨大な応援団が陣取っています。しかし、学校によってその状況は様々です。この日、エール交換の際に我孫子東さんのスタンドから声を発していたのは、たった一人の女子生徒でした。けれども、彼女がたった一人で発するその声は、我々の大応援団の歓声に対して、決して引けを取るものではありませんでした。もちろん物理的な声量の話ではありません。そこに込められた「想いの総量」においてです。彼女の心のこもった声は、森に囲まれた球場の隅々にまで、まっすぐに響き渡っていたのです。

その健気で美しい姿は、真っ当に人の心を打ちます。グラウンド上のプレーだけでなく、学校全体を巻き込んで生み出されるこうした数々のドラマチックな瞬間こそが、高校野球というものが持つ、抗いがたい魅力のひとつなのでしょう。

我々の夏は次のステージへと進みます。休む間もなく、次は5回戦の扉を開けることになります。トーナメントの階段を登れば登るほど、戦いはより厳しいものになっていくはずです。しかし、今の彼らならきっと大丈夫でしょう。胸の奥に灯った静かな熱を絶やすことなく、ただ目の前にある確かなプレーを積み重ねていってくれるはずです。

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